お客さんの緊張をほぐす会話

お客さんの緊張をほぐす会話

タメ口も悪い事ばかりではありません。お客さんによって特に初めての来店の場合や初めて担当する美容師に対して、とても緊張されているお客さんもいます。そういうお客さんに対して、敬語や丁寧語ばかり使って話しかけていると、一向にお客さんの緊張が解けないケースもあるんですね。そういう場合には美容師の方からまず言葉を柔らかくしていくケースもあるようです。ですがそのような美容師の心遣いによるタメ口と言うのは、お客さんにとっても心地よいものとなるケースの方が多いと思われます。また学生、特に高校生ぐらいだと、明らかにお客さんの方が敬語や丁寧語を使い慣れていません。そういうお客さんに対して必要以上に丁寧な言葉を使うのは、面白くない、緊張する、という印象を抱かせてしまう事の方が多いと思われます。要は美容師側にそのお客さんの心理状態を把握して、言葉遣いを変える事が出来る能力があるか、という問題ですよね。どんなに技術があっても、その美容師の貯め口が気になるから指名しない、という御客さんもいるようですし、逆にその美容師さんが気さくに話しかけてくれるから楽しい、という御客さんもいるようです。ですが明らかに自分が上だ、という意識から出るタメ口と言うのは、お客さんにも見破られてしまい、不快感しか残らない、と思われます。美容室で一般的に良く見るのは「スタイリストカット」だと思います。そしてそうやってただの「カット」ではなく「スタイリストカット」という表記がある場合には、さらに続いて色々なカットの名称が並んでいるケースが多いです。実はカットの前にわざわざ「スタイリスト」と付けるのは、ヘアスタイルの違いではなくて、「誰が切るか?」と言う事を意味します。誰が、と言われても、美容室でカット言ったら美容師が切るに決まっているでしょう?と思うかもしれませんが、実は一口に美容師、といっても彼らはその美容室において常にランク付けされています。考えてみたら当たり前なのですが、美容師免許を持っているから、といってその技術はみな同じではありません。1年しかお店に出ていない美容師と、10年お客さんの髪を切り続けている美容師のレベルは違ってあたりまえです。では御客の立場としたら、同じ料金であるならばどちらの美容師にカットしてもらいたいと思うでしょうか?当然経験が長くテクニックのあるベテラン美容師ですよね。逆に同じ料金を払っているのに、新人の美容師にカットされた場合には、ちょっと損をしたような気持になりませんか?そんなお客さんの気持ちを解消するために、美容師のランクによって料金設定を変えているのです。そしてそれが色々なカットメニューとして紹介されているんですね。小作 美容院